建て替え時の仮住まいはどうする?
期間や種類別の費用相場、探し方について解説

ご自宅を建て替える際は、新居が完成するまでの間、ご家族の仮住まいを確保する必要があります。しかし、短期間で借りられる物件は限られており、「どのような住まいを選べばよいのか」「費用はいくらかかるのか」と悩む方も多いでしょう。
仮住まいには、一般的な賃貸物件のほか、ウィークリー・マンスリーマンション、ホテル、サービスアパートメントなど、さまざまな選択肢があります。それぞれ費用だけでなく、設備やサービス、契約方法も異なります。
この記事では、建て替え時に仮住まいが必要となる期間や、種類別の費用相場、仮住まいの探し方について解説します。あわせて、長期の仮住まいに適したサービスアパートメントについてもご紹介します。

建て替え時に仮住まいが必要な期間

仮住まいが必要になるのは、自宅の解体工事に伴って家財道具を運び出してから、新居の引き渡しを受けるまでの期間です。建物の規模や構造、工法などによって異なりますが、短くて3~6ヵ月程度、一般的には8~10ヵ月程度で、1年以上かかるケースもあります。

また、解体後に地盤改良が必要になったり、資材・設備の納品が遅れたりして、当初の予定より工期が延びることもあります。仮住まいを探す際は、新居の引き渡し予定日だけでなく、工期が延びた場合の契約延長が可能かどうかも確認しておくと安心です。

【種類別】建て替え時の仮住まいの費用相場

建て替え時の仮住まいには、主に次の6つの選択肢があります。

  1. 実家などに泊まる
  2. 賃貸物件を借りる
  3. ウィークリーマンション(短期賃貸住宅)を借りる
  4. マンスリーマンションを借りる
  5. 長期滞在向けのホテルに泊まる
  6. プレハブを自宅の敷地内に建てる

それぞれを詳しくみていく前に、大まかな特徴と費用目安を整理してみましょう。

【仮住まいの種類別の特徴と費用目安(8ヵ月)】

種類 特徴 費用目安(8ヵ月)
実家など ・住居費がかからない
・立地によっては通勤・通学が不便になることもある
約20万円〜
賃貸物件 ・エリアや広さの選択肢が多い
・初期費用が大きくなりやすい
約207万円〜
ウィークリーマンション
(短期賃貸住宅)
・契約手続きが簡単
・ウィークリーマンションは家具・家電付きで光熱費込みの物件が多く、
短期賃貸住宅は割安な物件も見つかりやすい(ライフラインは自己契約)
約230万円〜
マンスリーマンション ・家具・家電付き
・月額は賃貸より高め
約270万円〜
長期滞在向けのホテル ・清掃やリネン交換付きでサービスが充実している
・費用は高額
約400万円〜
プレハブ ・敷地内で暮らせるが、費用が高く、暑さ寒さの対策が難しい 約250万円〜

※費用はエリアや物件、利用条件などによって異なります。

1. 実家などに泊まる

実家や親戚の家を頼れる場合は、仮住まいの費用を抑えやすい方法です。家具・家電がそろっていれば、新たに生活用品を準備する負担も減らせます。
一方で、生活圏から離れることで通勤・通学時間が長くなったり、家族全員で暮らすには十分なスペースがなかったりすることもあります。
また、自宅から持ち出した家具や荷物を保管できない場合は、別途トランクルームなどを借りる必要があります。受け入れ先の広さや家族の生活への影響も考えておきましょう。

利用を検討する際は、以下の点を事前に確認・相談しておくと安心です。

  • ・ 生活圏から離れている場合、通勤・通学時間が長くなる可能性がある
  • ・ 受け入れ先の部屋数に余裕があるか
  • ・ 収納スペースが限られる場合、別途トランクルームが必要になることがある

費用の目安は、住居費0円、トランクルーム1畳あたり月約6,000円〜1万円×4畳のスペースを8ヵ月間借りるとすると想定した場合、合計約20万円からです。

2. 賃貸物件を借りる

一般的な賃貸物件は、エリアや間取りの選択肢が多く、ご家族での仮住まいにも適しています。手持ちの家具や家電をそのまま持ち込めるのもメリットです。 一方、敷金・礼金、仲介手数料、保証料などの初期費用がかかる場合があります。また、一般的な賃貸物件は長期間の契約を前提としているケースも多いため、数ヵ月で退去すると短期解約違約金が発生する可能性があります。契約前に、短期入居が可能か、途中解約時に費用が発生しないかを確認しておきましょう。

気をつけたいのが、多くの賃貸物件で2年契約となっている点です。物件によっては、契約期間満了前に解約すると、借主に対して短期解約違約金を支払うよう定めている場合があります。違約金の額は家賃1〜2ヵ月分が相場です。この分が総額に上乗せされることになるため、あらかじめ契約期間や短期解約時の取り決めを確認しておきましょう。

3. ウィークリーマンション(短期賃貸住宅)を借りる

ウィークリーマンションは短期間から利用でき、家具・家電付きの物件が多いのが特徴です。一般的な賃貸物件と比べて契約手続きが簡単で、水道光熱費やインターネット料金が利用料に含まれている物件もあります。また、ファミリー向けや戸建てなど、仮住まいを前提とした短期賃貸住宅もあります。家族構成や滞在期間に合わせて比較するとよいでしょう。

東京23区で2DKのウィークリーマンションを借りる場合、家賃は月25万円〜30万円程度が目安[10.1]です。8ヵ月住むとなると、2回の引越し代と合わせて約230万円以上が目安となります。

なお、仮住まい専用に貸し出される短期賃貸住宅という選択肢もあります。これは、オーナーが転勤中の間だけ貸し出すなど短期の賃貸を前提とした物件で、ファミリー向けや戸建て、ペット可の物件も見つかりやすいのが特徴です。手持ちの家具や家電をそのまま持ち込めるため、数ヵ月以上ご家族で暮らすならこちらのほうが向いているケースもあるでしょう。ただし、水道光熱費などは自身で契約する必要があります。

4. マンスリーマンションを借りる

マンスリーマンションは1ヵ月程度から利用でき、家具・家電が備わっている物件も多いため、入居後すぐに生活を始めやすいのが特徴です。水道光熱費などが料金に含まれている物件であれば、個別にライフラインを契約する手間も省けます。 一方、一般的な賃貸物件より月額料金が高くなる傾向があるため、長期間利用する場合は月額料金だけでなく、契約時の費用なども含めた総額で比較しましょう。

5. 長期滞在向けのホテルに泊まる

ホテルを仮住まいとして利用する方法もあります。家具・家電が備わっていることに加え、清掃やリネン交換などのサービスを受けられるため、家事の負担を抑えながら生活できることが大きなメリットです。キッチンや洗濯機を備えた長期滞在向けの施設もあります。ただし、通常の宿泊料金で長期間滞在すると、費用が高くなりやすい点には注意が必要です。長期間の仮住まいとして利用する場合は、長期滞在プランや月額料金のある施設を比較してみましょう。

一方、なかには30日以上の長期滞在に特化したホテルもあります。そうしたホテルの場合は宿泊費が1泊単価ではなく月額設定となり、単価が下がる傾向にあります。
長期滞在ホテルのメリットや選び方についてはこちらの記事をご覧ください。

>>長期滞在向けホテルの選び方は?メリット・デメリットと費用相場を解説

6. プレハブを自宅の敷地内に建てる

自宅の敷地に余裕がある場合は、プレハブやユニットハウスを設置する方法もあります。通勤・通学環境を変えずに済むことや、工事の様子を確認しやすいことがメリットです。 ただし、レンタル料金だけでなく、設置・撤去や基礎工事などの費用が発生する場合があります。また、暑さや寒さなど居住環境への対策も必要となるため、総費用と住みやすさの両面から検討しましょう。

建て替え時の仮住まいの探し方

仮住まいは通常の引越しとは異なり、数ヵ月程度の短期入居が前提となります。そのため、希望する条件をすべて満たす物件が見つからないこともあります。まずはご家族にとって譲れない条件を整理し、優先順位を決めて探すことが大切です。特に確認したいのは次の5つです。

  1. 学区や通勤経路が変わらないか
  2. 家族構成や荷物の量に合った広さか
  3. 駐車場があるか
  4. ペットと一緒に暮らせるか
  5. 仮住まいの費用総額がいくらになるか

1. 学区や通勤経路が変わらないか

お子さまがいるご家庭では、仮住まいから学校へ無理なく通えるかどうかは重要なポイントです。また、通勤時間や交通手段が大きく変わらないかも確認しましょう。学区外の仮住まいとなる場合でも、一時的な転居であれば現在の学校への通学を継続できる場合があります。学校や自治体の教育委員会などに事前に確認しておくと安心です。

2. 家族構成や荷物の量に合った広さか

仮住まいは期間が限られているため、必ずしも現在の自宅と同じ広さを確保する必要はありません。まずは仮住まいに持っていくものと、保管するものを分けて考えてみましょう。滞在期間中に使わない家具や季節用品、アウトドア用品などをトランクルームに預ければ、必要な居住スペースを抑えられます。

3. 駐車場があるか

車をお持ちの場合は、物件とあわせて駐車場の有無も確認しましょう。マンションの駐車場に空きがなければ、近隣の月極駐車場を探す必要があります。また、駐車場が利用できても、車のサイズによっては入庫できないこともあるため、区画や車両制限まで確認しておくと安心です。

4. ペットと一緒に暮らせるか

ペットと暮らしている場合は、早い段階からペット可の物件に絞って探すことが大切です。 「ペット可」と記載されていても、種類や大きさ、頭数などに制限がある場合があります。問い合わせる際には、ペットの種類や頭数などを伝え、入居可能か確認しましょう。

5. 仮住まいの費用総額がいくらになるか

仮住まいを比較する際は、毎月の家賃だけで判断しないことも重要です。 例えば賃貸物件の場合、家賃に加えて敷金・礼金、仲介手数料などが発生することがあります。さらに建て替えでは、「自宅から仮住まい」「仮住まいから新居」への2回の引越しも考えておく必要があります。 トランクルーム代や駐車場代なども含め、仮住まい期間全体でいくらかかるのかを比較しましょう。

建て替え時に仮住まいを探すスケジュール

仮住まい探しを始める前に、まずはハウスメーカーや施工会社に、解体開始から新居の完成・引き渡しまでのスケジュールを確認しましょう。 短期入居が可能な物件は限られるため、元記事では解体開始の2~3ヵ月前を探し始める目安としています。 一方で、あまり早く契約すると、実際に入居する前から家賃が発生することもあります。入居可能日や契約期間、延長の可否などを確認しながら、工事スケジュールに合う物件を探しましょう。

建て替え時の仮住まいは住民票の手続きが必要?

建て替えに伴う仮住まいでは、住民票をどうするかも確認しておきたいポイントです。住民票の取り扱いは、仮住まいの期間や生活の実態などによって異なる場合があります。長期間の仮住まいになる場合や、住民票を移す必要があるか判断に迷う場合は、自治体に事前に確認しておくと安心です。また、建て替え時には住民票以外にも、以下のような手続きについて確認が必要です。

  1. 電気・ガス・水道
  2. 火災保険・地震保険
  3. 郵便物の転送
  4. クレジットカードなどの登録住所

仮住まいへの引越し直前に慌てないよう、必要な手続きを早めに整理しておきましょう。

快適な仮住まいならサービスアパートメントもおすすめ

建て替えによる仮住まいは、数ヵ月から1年近くに及ぶこともあります。短期間とはいえ、毎日の生活を送る場所だからこそ、費用だけでなく、自宅に近い環境で快適に暮らせるかどうかも大切なポイントです。
そこで選択肢の一つとなるのが、サービスアパートメントです。 サービスアパートメントは、家具・家電やキッチンなど生活に必要な設備を備えながら、清掃などホテルのようなサービスも受けられるのが特徴です。 家具や家電を一からそろえる必要がなく、清掃などの家事負担も軽減できるため、建て替え期間中の仮住まいにも適しています。 特にご家族での仮住まいでは、一般的なホテルの客室では広さや設備が十分でないこともあります。
一般的なホテルと比べて「宿泊する」だけでなく「暮らす」ことを想定した設備が整っているため、数ヵ月にわたる仮住まいにも適しています。家具や家電を一からそろえる必要がなく、日々の家事負担も軽減できるため、できるだけ普段の生活スタイルを変えずに過ごしたい方にもおすすめです。

横浜での仮住まいならThe Apartment Bay YOKOHAMA

横浜・みなとみらいで建て替え中の仮住まいをお探しなら、The Apartment Bay YOKOHAMAもぜひご検討ください。 ウェスティンホテル横浜と同じ建物に位置するサービスアパートメントで、約40㎡のSTUDIOから約150㎡の3ベッドルームまで全9タイプの客室をご用意しています。ご夫婦からご家族まで、人数やライフスタイルに合わせたお部屋をお選びいただけます。

自宅のように暮らせる充実した住環境

全室にキッチンと家具・家電を備えているため、仮住まいでありながら、自宅に近い環境で生活できます。
さらに、24時間対応のコンシェルジュ、週2回のハウスキーピング・リネン交換、24時間利用できる無料の専用フィットネスジムなど、長期滞在をサポートするサービス・設備も充実しています。
また各戸専用のメールボックスや宅配ボックスも備えており、郵便物や宅配便を受け取れるため、数ヵ月にわたる仮住まいでも「一時的な宿泊先」ではなく「生活の拠点」として過ごしやすいことも魅力です。

仮住まい期間中も、暮らしの質を大切に

建て替えによる仮住まいは、一時的な住まいとはいえ、数ヵ月から1年近くに及ぶこともあります。そのため、単に住めればよいというだけでなく、普段と変わらない生活を送れることや、ご家族が快適に暮らせることも重要です。
The Apartment Bay YOKOHAMAは、「住まいとしての機能性」と「ホテルならではの上質なサービス」を兼ね備えていることが大きな特徴です。長期にわたる仮住まい期間中も、快適さや利便性を損なうことなく、ゆとりのある暮らしを実現できます。

自炊だけでなく、ホテルの食事も楽しめる

The Apartment Bay YOKOHAMAならではの魅力のひとつは、同じ建物内に位置するウェスティンホテル横浜の充実したサービスや施設を利用できることです(各サービスのご利用には別途料金がかかります)。
一般的なサービスアパートメントでは、自室の設備や共用施設を利用することが中心ですが、The Apartment Bay YOKOHAMAではホテルならではの上質なサービスも日常の選択肢として取り入れることができます。
レストランや朝食ビュッフェを利用できるほか、お部屋でゆっくり食事を楽しみたいときには、ウェスティンホテル横浜のルームサービスもご利用いただけます。
サービスアパートメントでありながら、本格的なホテルのルームサービスを利用できる物件は非常に珍しく、大きな魅力のひとつです。
普段はお部屋のキッチンで料理をし、忙しい日はルームサービス、休日にはホテルのレストランや朝食ビュッフェを楽しむなど、その日の予定や気分に合わせて食事のスタイルを選ぶことができます。
数ヵ月にわたる仮住まいだからこそ、「毎日自炊する」「毎日外食する」のどちらかに偏ることなく、暮らしに合わせて柔軟に選択できることはうれしいポイントです。

プールやスパで、長期の仮住まいにもリフレッシュを

The Apartment Bay YOKOHAMAでは、ウェスティンホテル横浜のプールやスパ、サウナなどの施設もご利用いただけます(別途料金)。
建て替え期間中は生活環境が変化するため、住まいの快適さだけでなく、心身をリフレッシュできる環境があることも大切です。平日は専用フィットネスジムで運動し、休日にはホテルのプールやスパでゆったりと過ごすなど、ご自身のライフスタイルに合わせてお楽しみいただけます。
サービスアパートメントでありながら、本格的なホテルのウェルネス施設まで利用できる環境は非常に希少であり、長期滞在をより快適で豊かなものにしてくれます。

「住まい」と「ホテル」、両方の魅力を日常に

The Apartment Bay YOKOHAMAの魅力は、単に家具・家電付きの部屋に長期滞在できることだけではありません。
キッチンや家具・家電、メールボックス、宅配ボックスといった「住まいとしての暮らしやすさ」に加え、24時間対応のコンシェルジュやハウスキーピングサービス、さらにウェスティンホテル横浜のレストラン、朝食ビュッフェ、ルームサービス、プール、スパなどのサービスも利用できます(別途料金)。
普段は自宅のように暮らし、必要なときにはホテルサービスを利用する。そんなサービスアパートメントならではの自由度の高い暮らし方ができることは、数ヵ月にわたる建て替え時の仮住まいにおいて大きな魅力です。
30日以上の滞在でご利用いただけますので、横浜周辺でご自宅の建て替えに伴う仮住まいをお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

※The Apartment Bay YOKOHAMAとウェスティンホテル横浜は別会社が運営しています。